啓蟄(けいちつ)

今日は、二十四節気の「啓蟄」です。

啓蟄とは、「冬ごもりしていた虫たちが動き出す時期」とされています。

しかし、今朝の新聞によると

温暖化や都市化の影響で身近な生き物が見られなくなっているそうです。

気象庁では気象台職員が

初めて姿を見た日を「初見日(しょけんび)」

初めて鳴き声を聞いた日を「初鳴日(しょめいび)」

植物は花の「開花日」を記録に残しているそうです。


「トノサマガエル アマガエル カエルにいろいろあるけれど…」と

ど根性ガエルの主題歌の歌詞にもある「トノサマガエル」が

なかなか見られなくなり、昨年は5県でした見られなかったそうです。


その他にも地域によって、ホタル、キアゲハが見られなかったり

ヒバリの初鳴が観測されなかったりしているようです。


今年見られたから、聞くことができたらから

来年も同じように見られたり、聞けたりするわけではなくなってきているようです。

昔は当たり前だったことが、今は当たり前でなくなっている…

少し寂しく感じます。

いつも読んでいただきありがとうございます☆
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by keiokd | 2016-03-05 19:50 | 園長が感じたこと
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愛媛県松山市にある慶応幼稚園の二宮一朗園長が子ども達のこと、幼児教育のこと、地域のこと、夢をもつことについて語ります


by keiokd
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