ハッピーブレイクポイント

いろいろな方の話を聴いたり、著書を読んでいると、つながってくるなと感じることがあります。

今月はじめにお会いした野田宜成さんの著書「数値力の磨き方」を読んでいて気づきがありました。


人類が初めて飛行に成功したのは、みなさんもご存知のようにライト兄弟で1903年12月17日です。

飛行時間は12秒、距離は36.6mだったそうです。

その2週間後には、飛行時間45分、距離は60kmにもなりました。

飛行時間は225倍、飛行距離は、なんと1639倍にもなります。

また、24年後にはリンドバーグが大西洋横断を33.5時間、5810kmで達成しています。

飛行時間は約1万倍、距離で15万8743倍も伸びています。

そして、初飛行から66年後の1969年7月20日には人類が初めて月に降りたちます。

初飛行を成功するために、大変な時間が費やされています。

この点(臨界点)を超えたからこそ、爆発的に伸びたのです。
ハッピーブレイクポイント_c0157030_10161030.jpg

これは、人間にもあてはまります。

毎日積み重ねていくことにより、人は成長していきます。

その成長は階段状に一歩一歩成長していくというよりは、なだらかな坂のようにゆっくりと成長していきます。

そのため、まわりも成長しているということに気づけなかったり、また自分自身も成長を感じられず、挑戦をあきらめてしまうことがあります。

しかし、ある日突然、何かをきっかけに爆発的に伸びるときがあります。

この点(臨界点)のことをある方から

「ハッピーブレイクポイント!」

と教えていただきました。

例えば、子ども達が挑戦している「逆立ち歩き」

歩き始めるまでに、どうしても時間がかかります。

ある日突然歩けるようになると、距離もぐんぐん伸びていきます。

「ハッピーブレイクポイント!」は子どもに限らず、大人にもあてはまります。

今、あきらめようとしたり、伸び悩んでいる人は、あきらめずに挑戦し続けてほしいと思います。

絶対、爆発的に伸びるときがきます!

最後まで読んでいただきありがとうございます☆

すべてのことに感謝です☆
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by keiokd | 2010-11-20 10:36 | 園長が感じたこと
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愛媛県松山市にある慶応幼稚園の二宮一朗園長が子ども達のこと、幼児教育のこと、地域のこと、夢をもつことについて語ります


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