八田先生の講演会から学んだこと②
夢をもてない子どもたちが増えていると言われます。
これは、大人に原因があるのではないでしょうか。
例えばイギリスでは、野球選手になりたいと子どもはいません。
これは、イギリスには野球をする文化がないからです。
目の前にないことを「夢」として想像できません。
イギリスでは、「クリケットの選手になりたい」という夢をいだく子どもたちがたくさんいます。
テレビなどの影響も、受けますが、家庭や教育機関の影響もたくさん受けます。
小学生、中学生の女の子の「将来なりたい職業」の1位は幼稚園、保育所の先生です。
幼稚園の先生は、幼少期の子どもたちから見て輝いている存在なのかもしれません。
また、子どもが夢をもてなくなる言葉は、大人が発する「疲れた」と言う言葉です。
「疲れた」という言葉を、何度も大人から聞くと、「大人になるって疲れるんだ」と子どもは思うようになり、大人になりたくないなと思うようになります。
「疲れた」という言葉ではなく、「仕事って楽しいんだよ」ということを伝えていきましょう。