八田先生の講演会から学んだこと②

「子どもは、キラキラと輝く大人を見て自分の夢にダブらせていきます」

夢をもてない子どもたちが増えていると言われます。

これは、大人に原因があるのではないでしょうか。

例えばイギリスでは、野球選手になりたいと子どもはいません。

これは、イギリスには野球をする文化がないからです。

目の前にないことを「夢」として想像できません。

イギリスでは、「クリケットの選手になりたい」という夢をいだく子どもたちがたくさんいます。

テレビなどの影響も、受けますが、家庭や教育機関の影響もたくさん受けます。

小学生、中学生の女の子の「将来なりたい職業」の1位は幼稚園、保育所の先生です。

幼稚園の先生は、幼少期の子どもたちから見て輝いている存在なのかもしれません。


また、子どもが夢をもてなくなる言葉は、大人が発する「疲れた」と言う言葉です。

「疲れた」という言葉を、何度も大人から聞くと、「大人になるって疲れるんだ」と子どもは思うようになり、大人になりたくないなと思うようになります。

「疲れた」という言葉ではなく、「仕事って楽しいんだよ」ということを伝えていきましょう。

by keiokd | 2010-06-23 23:31 | 講演会
line

愛媛県松山市にある慶応幼稚園の二宮一朗園長が子ども達のこと、幼児教育のこと、地域のこと、夢をもつことについて語ります


by keiokd
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31